こんにちは。うつ病歴4回のsnowcapです。
これから、私のうつ病にかかった原因、過去3回のうつ病寛解に至るまでの経緯、うつ病の治療の内容、うつ病発症中に考えていたことや実践していたことを書き綴っていきたいと思います。
うつ病の日本人の生涯有病率は約7.5%と言われています。双極性障害も含むと、9%にもあがり、約10人に1人がうつ病を経験するということになります。
うつ病は「心の風邪」と例えられます。しかし、「心の風邪」などという生易しいものではなく、患者の立場で言えば、「心のガン」のように感じます。
うつ病にかかると、うつ病のせいで、毎日「死にたい」、「消えたい」という意識にさいなまれ、集中力が持続しないために仕事が手につかず、自分に自信を失い、神経をすり減らし、ヘトヘトになってしまいます。
うつ病の詳しい症状のことはさておき、私自身のうつ病の経験に焦点をあて、このブログを書いていきたいと思います。
私とうつ病との付き合いはすでに14年になります。
2006年、永住権を取ってバラ色の人生に憧れ、移住したオーストラリアで突き当たった仕事探しの大きな壁でした。
オーストラリアは、日本のように、大卒学生が一斉に就活を行いません。新卒も中途も就活を行う人は、ネット上で掲示される求人募集にカバーレター、志望動機、経歴書の3点セットを添え、郵送するだけです。