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2020年11月9日月曜日

うつ病の発症3回目 2 :うつ病への対応

上司及び職場環境がうつ病の原因とはっきりしていただけに、これまで経験した4回のうつ病の中では、比較的対応しやすかったように記憶しています。

まずは、通っていた心療内科での処方箋を守ることで、最大サインバルタ2錠、デパス3錠、ユーロジン1錠を服用していました。このあたりは、2回目のうつ病発症時と同じです。原因が原因だけに、その環境にいる限りは治らないわけで、うつ病の原因となっている環境から如何に早く離れるか、うつ病の原因となっている相手と如何に対立しないかに注意を払い、抗うつ薬、抗不安剤を飲みながら、ただ体力の回復を待ちました。

一定の体力が回復したところで、空いている時間を有効に活用し、求職活動を行いました。幸い、週4日の契約でしたし、うつ病の治療での通院という口実があり、有給休暇も活用して、9月から3か月にわたって求職活動を行った結果、12月までに次の就職先を無事に見つけることができ、年内で退社というかなり理想的な形で物事が進みました。

ということで、年内にはうつ抜けし、年末年始には海外旅行もしていたのだから、気楽なものです。

うつ病そのものの治療は今回も薬物療法によるものだけで、他に特筆すべきような治療は行わずに寛解の一歩手前まで行き、2020年4月には、抗うつ薬のサインバルタを二日に一錠、デパスを一日一錠にまで減らすことができました。

症状は完全にうつ病ではありましたが、適応障害が引き起こしたものであり、原因が取り払われてしまえば、その後の回復は速かったと言えます。

うつ病の治療 抗うつ薬・抗不安剤とその薬効 抗不安剤とは

 抗うつ薬と共に、心療内科や精神科で多く出される薬が抗不安剤です。抗不安薬、精神安定剤という言葉も用いられ、むしろその方が馴染みが深いかもしれません。 抗不安剤は、不安・緊張・恐怖・焦燥などを抑えるため、内科や外科などでも処方されていますが、精神科・心療内科では、セロトニン系抗う...