2020年12月12日土曜日

うつ病の治療 抗うつ薬・抗不安剤とその薬効 リフレックス

 うつ病の薬餌療法で用いられる抗うつ薬、抗不安剤の2つめの紹介はリフレックスです。

よく、NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)と表記される抗うつ薬で、脳内のノルアドレナリン・セロトニンの神経伝達を増強することによって、気分を和らげ、不安、イライラ、不眠等の症状を改善する薬効があります。

私はこれまで4回のうつ病の経験で、今回初めて服用しています。担当医の話では、先に紹介したサインバルタとの相性は良いとのことです。

服用にあたり、通常、1日1回1錠(15mg)から始め、その後1回1〜2錠(15〜30mg)が投与されます。最大、一日3錠を超えない範囲で適宜増量されますが、増量は一週間以上の間隔をあけて行われます。

リフレックスは、鎮静効果があるのか、眠気、めまい等の副作用があります。従って、服用は就寝前との指示を受けています。また、リフレックスの服用時のアルコール摂取は、薬の鎮静作用を強めることがあるため、できるだけ避けるよう医師から指示を受けました(とはいえ、やはりお酒抜きばかりは味気ないので、たまに飲んでいますが・・・😅😅)。

副作用として、セロトニン症候群 、 不安 、 焦燥 、 興奮 、 錯乱 、 発汗 、 下痢 、 発熱 、 高血圧 、 固縮 、 頻脈 、 ミオクローヌス 、 自律神経不安定 、 無顆粒球症 、 好中球減少症 、 感染症 、 痙攣 、 肝機能障害 、 黄疸 、 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 、 SIADH 、 低ナトリウム血症 、 低浸透圧血症 、 尿中ナトリウム排泄量増加 、 高張尿 、 意識障害 、 皮膚粘膜眼症候群 、 Stevens−Johnson症候群 、 多形紅斑 、 QT延長 、 心室頻拍と書かれています。

そのものだけ読んでも、さっぱりよく分からないものが多いのですが、不安症状が現れることがあるそうですので、その場合は医師に早めに相談する方が良いと思います。

私自身は強い眠気を感じる以外は、ここに書かれているような副作用が出たことはありません。


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