うつ病の抗うつ薬について、前回、前々回に私が服用している、サインバルタとリフレックスについて紹介しましたが、うつ病の抗うつ薬には、以下のようなものがあります。
うつ病の抗うつ薬は、その化学構造、作用機序によって、三環系、四環系、SSRI、SNRI、NaSSAと呼ばれる5つのグループに分類されます。サインバルタはSNRI、リフレックスはNaSSAにそれぞれ分類されます。
また、抗うつ薬は開発された年代順に、古いものから順に、三環系→四環系→ SSRI→SNRI→NaSSAというようになります。心療内科や精神科の医師の判断によると思いますが、新しく開発された薬ほど、脳内の対象により選択的に作用するので、効果が高く一方、副作用が少ないため、後発の抗うつ薬を用いられることが多いように思います。
三環系
イミプラミン(イミドール、トフラニール)
クロミプラミン(アナフラニール)
ドスレピン(プロチアデン)
ロフェプラミン(アンプリット)
四環系
マプロチリン(ルジオミール)
セチプチリン(テシプール)
ミアンセリン(テトラミド)
SSRI
フルボキサミン(デプロメール、ルボックス)
パロキセチン(パキシル)
セルトラリン(ジェイゾロフト)
エスシタロプラム(レクサプロ)
SNRI
ミルナシプラン(トレドミン)
デュロキセチン(サインバルタ)
NaSSA
ミルタザピン(リフレックス、レメロン)
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