心療内科に早めにかかり、抗うつ薬のサインバルタを一日2錠、抗不安剤のデパスを一日2錠に増やしても、睡眠導入剤のユーロジンの効果で眠れるようになっただけで、憂鬱な気分が回復することはなく、一日中足に重しをつけられたように、体がだるい日が続きました。
今にして思えば、うつ病急性期の始まりで、
① ほぼ一日中憂鬱である
② そわそわして落ち着かない
③ 気持ちがぐらつき、不安定な感覚がある
④ 耳鳴りがする
⑤ 肩、腰、胸等に強い凝りを感じ、内蔵が冷えている感覚がある
⑥ 食欲がない
⑦ 趣味や娯楽に興味が持てなくなる
⑧ 仕事でケアレスミスが増える
⑨ 物事に対し、過剰にネガティブ思考になる
⑩ 理解力が低下する
⑪ 人と話をするのが辛い
などの、うつの症状がこの時には出ていました。
4回目のうつ病がそれまで3回と明確に違ったのは、うつ病の主たる原因が新型コロナウィルス(COVID-19)の広がりによる不安だったことです。
うつ病はうつ病の原因を解決する、あるいは、うつ病の原因のもとから離れる、取り去るなどすれば、かなりの確率でうつ抜けできます。
しかし、新型の感染症に対する解決策などなく、また、世界中どこへ行っても大差のない状況で、かつ海外に出ることすらままならない状況の上、記録的な日照不足の7月と、酷暑の8月のおかげで、うつ病が悪化し、とうとう職場に通うのもこんなんな状況になってきました。