新型コロナウィルス(COVID-19)による影響が大きいのか、「コロナうつ」という言葉ができるほど、うつ病患者が増えたようです。
通院している心療内科は今年は例年より混んでいて、担当医はピリピリとしていますし、雨後のタケノコのごとく、リワークを謳った就労移行支援施設の広告も多く見られます。
うつ病患者を対象としたリワーク、就労移行支援施設の多くは、まずは通所する習慣をつけるところから始め、それを週2日、3日から、最終的に週5日通所できることを目指すように謳っています。
うつ病も身体障害手帳を取得することが可能なのですが、カミングアウトするか否かは、個々人によると思います。
大手のミラトレでは、身体障害手帳を持つことで、その枠で就職率を上げることを狙いとしているようですが、私が通所しているリワークセンターでは、最初の面接時、「身体障害手帳は必要ないんじゃないですか」とあっさりと言ってくれ、かえって気が楽になりました。
通所している人も疾患が軽度の人が多いようで、普通に会話のできる人が多いように思います。
うつ病回復期の後期、自宅で時間を持て余していた自分には、「通わなくてはならない場所」ができたのは、結果的に「うつ抜け」を早める効果につながったと感じています。