2020年11月5日木曜日

うつ病の発症2回目 2 心療内科による薬物療法 2

 うつ病治療の主流は薬物療法です。

心療内科、精神科、ひょっとすると内科へ通っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。

私はこれまでずっと心療内科に通ってきました。うつ病には、急性期、回復期、そして改善へと向かっていきます。

うつ病は風邪などのように、薬を飲んで2、3日で回復する病気ではありません。残念ながら、どれだけ短くても2-3か月、長い方の場合、年単位でうつ病と闘病されています。

私の2回目のうつ病は5月から投薬が始まりました。最初に投薬してもらったのは、抗うつ剤のサインバルタ1錠、抗不安剤のデパス1日3錠、睡眠導入剤のユーロジン1錠だったと記憶しています。

うつ病に効果を示すのは抗うつ薬ですが、いきなり抗うつ薬を2錠も3錠も投薬することはないそうです。患者のうつ病に果たして抗うつ薬が合っているのかどうかを1週間単位で様子を見ながら、症状の重さに合わせ、投薬量を増やしていくということをしていきます。

私の場合、最大サインバルタ2錠、デパス3錠、ユーロジン1錠が2回目のうつ病時の投薬量でした。この治療が7月まで続くことになります。

先にも触れましたが、残念ながら、抗うつ薬が効果を発揮するのは、一週間、二週間経ってからです。従って、すでにうつ病が急性期に入っている場合はその間ずっとうつ病の諸症状に苦しめられることになります。

この時、私は休職せず、うつ病であることを職場に明らかにせずに通い続けましたので、毎朝が地獄のようでした。

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