2020年12月10日木曜日

うつ病の治療 食事療法

 治療法と言ってしまって良いのか、やや疑問は残るところですが、食事とうつ病の関係性について、海外を中心に近年多くの報告事例が出てきています。

一例として、地中海料理に代表される野菜、魚介、穀物の多い食事を摂っている人は心臓病・生活習慣病・アルツハイマー型認知症・パーキンソン病だけでなく、うつ病のような精神・神経の病気も少ないということが明らかになってきています。

和食も以前は地中海料理のように、野菜、魚介類、穀物中心の食事が多かったのですが、近年は加工食品、肉、パンなどを中心とした食生活に変化してきています。

ビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸、必須アミノ酸のトリプトファン、メチオニン、チロシン。魚油に含まれEPA(エイコサペンタエン酸)DHA(ドコサヘキサエン酸)鉄分、亜鉛などのミネラルは、うつ病予防に効果があると言われています。

ビタミンB群やビタミンCはストレス時に分泌されるホルモンと合成されます。逆に、ビタミンB群が十分に体内にあると疲労をためにくいと言われています。ビタミンB群を多く含む食品は、レバー、玄米、ナッツ、豚肉の赤身、緑黄色野菜等です。

鉄分もうつ病と深い関係が知られています。鉄分が不足すると疲労・焦燥感・無関心・集中力の低下などのうつ症状が現れることが明らかになっています。出産による大量の血液の喪失から、産後うつは鉄分不足と無関係ではありません。

トリプトファンやメチオニンといった必須アミノ酸が不足すると、うつ症状になりがちです。必須アミノ酸は、肉や魚、卵、大豆、牛乳などに含まれる良質なタンパク質から摂取すると良いと言われています。

食事療法は、どちらかというと、うつ病の未病的要素が強いように感じます。普段から、バランスの良い食事を心がけることが大切ということなのでしょう。


薬に頼らないうつ病治療 認知行動療法

 うつ病治療で、薬に頼らない治療法の最も代表的なものの一つが認知行動療法ではないでしょうか。

認知行動療法は、思考など認知に焦点をあてることで発展してきた心理療法の技法の総称とされています。

認知行動療法は、不適切な反応の原因である、思考の論理上の誤りに修正を加えることを目的としており、認知、感情、行動は密接に関係しているとされています。従来の精神分析における無意識とは異なり、観察可能な意識的な思考に焦点があり、ゆえに測定可能であり、多くの調査研究が実施されてきました。

現在行われている主な治療法は、

マインドフルネス認知療法(MBCT)(別ページ参照):マインドフルネス認知療法は、瞑想の技法を取り入れ、自動生起する思考にとらわれることなく、あるがままの状態に集中するという訓練です。1979年に仏教的な実践を痛みの患者に応用したマインドフルネスストレス低減法(MBSR)を基として、1990年代にうつ病の治療のためにマインドフルネス認知療法(MBCT)へと変換されてきました。なお、マインドフルネス認知療法については、別ページでも言及しているので、そちらもごらんください。

弁証法的行動療法:境界性パーソナリティ障害に特化させて技法を開発し、感情が不適切だと感じたなら、正反対の行動をとることや、禅の技であるマインドフルネスという、自分の呼吸や、感情が生じては去っていくまでを行動せずにただ観察することといった、要素を持っています。

うつ病に関係するのは、MBCTになります。

日本では、2010年4月より、うつ病など精神障害の患者を対象として、16回を上限として、認知療法・認知行動療法の健康保険が適用可能となっています。

ところで、認知行動療法は、重病のうつ病患者に向いているとは、個人的には思えません。自分を見つめなおすことはそれなりに精神的に辛い作業であり、認知行動療法で行われる質問項目を読んでいるだけで、結構辛くなります。

ただ、軽度、中程度のうつ病患者の治療には成果を挙げているのは事実ですので、興味のある方は、まずは認知行動療法について、ネットで調べられてはいかがでしょうか。

また、名著として、デビッド・D・バーンズによる「いやな気分よさようなら」という本が出ています。




2020年12月9日水曜日

薬に頼らないうつ病治療 時期刺激治療

 うつ病の治療は一般的には、精神科、心療内科による薬物治療です。

しかし、最近では、薬物治療以外でうつ病を治療する事例も出てきました。

うつ病と言っても、このブログでは、「双極性」、いわゆる躁うつ病は含まず語ってきましたが、医師の問診による精神疾患では、双極性の患者さんが長年うつ病と診断されていて、適正な治療を受けてこられなかったということもあります。

ある医院では、光トポグラフィー検査を行うことで、うつ病、双極性障害などを見分けられると言及しています。

また、磁気刺激治療(TMS)により、薬による体への負担が軽いとメリットを強調しています。

私自身、TMSを選択肢として考えたことはありませんが、薬物治療よりも再発率が低いというデータもあるようです。

デメリットは自費診療になることです。保険適用外のため、費用は一回数万円であり、10回、20回通うとなると、治療費の負担も決して安いものにはなりません。

また、決して多くの心療内科や精神科が取り入れている治療法ではなく、現段階では、限られた医院での治療が可能のようです。

2020年12月8日火曜日

薬に頼らないうつ病治療 マインドフルネス

 うつ病の治療に近年マインドフルネスが用いられるようになってきました。

マインドフルネスとは、「判断することなく現在の瞬間に意識を向けることで、ストレスを減らし、心の平静を得やすくなります。ここ10年で、ヨガ、瞑想、MBCTといったマインドフルネスに関する治療法についての研究が進み、抑うつや不安の症状を改善するために広く使われるようになりました。

マインドフルネスの効果を評価した39の研究のメタアナリシスによると、不安障害などの不安症状の減少、並びにうつ病などの抑うつ症状の減少に効果的でした。」とあるメンタルクリニックのページにあります。

マインドフルネスは心のトレーニングとも言われています。うつ病患者の多くは、考え方の癖で抑うつ症状に陥りがちです。そこで、その考え方の癖を中止させ、入ってくる刺激に対する反応を抑え、判断することなく刺激を受け入れて観察することに集中する練習です。

これは、認知行動療法と合わせて行われることが多いようで、今ある自分の状態を受け入れ、「自分は今辛いんだなぁ」いうことをありのまま受容するというものです。

「マインドフルネスによって、考え方のクセが生じていることに気づき、より反応しない方法に変えやすくなります」とあり、うつ病患者が独力で寛解することで、寛解する期間がながくなるとありますが、これもうつ病患者によって向き、不向きの治療法であるように感じます。

私自身は、認知行動療法であるように、自分が「どうせ今後ろくな人生は待っていないだろう」とうつ状態の時に感じた際、「今までそんなことはなかった。うつ病がもたらしているものだ」と冷静に見つめなおすということで、精神的負担が軽くなるようなことはなかったように思います。

おそらく、7-8割以上(あるいはそれ以上)のうつ病治療は薬物療法で行われていますが、それで回復しないという方は試みられてみるのも良いのかもしれません。

2020年12月5日土曜日

うつ病の対策 うつ病中にやってみたこと 4

うつ病の発症の仕組みは、脳内にある神経伝達物質のモノアミンが減ることで引き起こされるとされています。

うつ病の薬物治療のうち、抗うつ薬は特に、脳内の神経細胞からいったん放出されたセロトニンやノルアドレナリンが、再び神経細胞に取り込まれるところを抑制し、神経細胞と神経細胞の間のセロトニンやノルアドレナリンが増えるように働くようにします。

これらの脳内物質を増やす治療は、心療内科や、精神内科で処方される薬物に頼るのが現在でも主流ですが、最近よく見かけるようになってきたのが、セロトニンなどを増やすサプリです。

例えば、Amazonで「セロトニン サプリ」で検索すると、このようものが引っかかってきます。

Yahooショッピングだと「セロトニン サプリ うつ」のキーワードでこんなかんじです。

私はもともとあまりサプリメントというものに信頼感を持っていませんでしたので、うさん臭さを感じながら眺めていたのですが、長引くうつ病に藁をもすがる思いで、こちらのサプリを買って試してみました。




普通のサプリと比較し、かなり高いですが、精神保健福祉士が監修をしているというので、多少は信頼性はあるのかな、と思って試しています。


このサプリを飲み始めて一週間くらいでうつ抜けでき、その後ずっと安定しているのですが、果たしてこのサプリの効果によるものか、あるいは、外の友人と話をしたことがうつ抜けの要因になったのか定かではありません。

ただ、自分のうつ抜けのタイミングとは重なったので、処方される抗うつ薬で上がり切らない方は、試されてみる価値はあると思います。


2020年12月3日木曜日

うつ病の対策 うつ病中にやってみたこと 3

 うつ病を患って最も辛いのは、常に気持ちがネガティブになるだけでなく、希死念慮が沸いたり、被害妄想が大きくなったりすることで、それを一人で抱え込んでいられないことがあることです。

とはいえ、うつ病で考えてしまうことは、他人からするとただの誇大妄想だったり、些末なことだったりで、たとえ家族であれ、毎日、毎日、同じ話を聞かされるのでは、家族の方が参ってしまいます。

また、「家族が嫌な思いをしているんだろうなぁ」と思いながら話すのは、うつ病患者にとって辛いことです。

そこで、他のうつ病患者の方がどうしているのか、ネットで検索してみると、心療内科や精神科と並行して心理カウンセラーによるカウンセリングを受けている人が多いことが分かりました。

心理カウンセリングは健康保険の適用外ですので、一回の面談に10,000円くらいかかることもあります。それでも、45分、あるいは1時間、第三者に対して自分の混乱した頭の中身を吐露することで、気持ちが楽になることもあります。

心療内科や、精神科の医師に30分、1時間、うつ病の心の悩みをぶつけることは現実的には不可能で、20分も面談してくれたら御の字です。

心理カウンセラーは臨床心理士の資格を持つ人がやっていることが多く、話を聞くプロです。アドバイスをくれるというより、絡まった糸のような頭の中をほぐすのを横に寄り添って見てくれるような存在と言えば良いでしょうか。

私の心理カウンセラーはこちらが意見を求めない限り、決してご自分の意見や提案をされることはありません。

一時間も面談するのですから、心療内科や精神科の医師以上に心理カウンセラーとの相性は注意深く見るのが良いと思います。私の場合、最初に担当してくれた心理カウンセラーは、なんとなく、向こうから話をされるとき、詰問口調で聞かれている印象を受け、2回目の後、今のカウンセラーに変えていただきました。

保険診療ではなく、一回のカウンセリング料もバカにならないので、ダメならダメとはっきりとカウンセラーに伝えましょう。

2020年12月2日水曜日

うつ病の対策 うつ病中にやってみたこと 2

 うつ病の回復期に入ってからですが、他にうつ病対策としてやってみたこととして、整骨院に通うことを挙げたいと思います。
 
 うつ病を患っている人の中には、極度に緊張し、体中の筋肉がこわばっている人もいるのではないでしょうか。私の場合、僧帽筋、大胸筋、広背筋、さらには後頭筋、側頭筋にまで凝り、呼吸が浅くなって常に息苦しい上、頭が回らないし、体中だるさで苦しい思いをしていました。

 まだ新しい分野だそうですが、鍼灸によるうつ病治療というものもあるそうで、NHK健康chによると、なんと、イギリスではすでにうつ病治療の一つの選択肢になっているそうで、「心に効くツボ」があり、うつ病患者755人に対して、「カウンセリング」と「鍼灸治療」の効果を比較したところ、同等の効果が確かめられたのだそうです。

 日本ではまだうつ病治療に鍼灸を取り入れているところは多くないようですが、それでも検索でヒットするところを見ると、鍼灸の効果をうつ病治療のため、導入した鍼灸院も出てきているようです。

 うつ病の治療までいかなくても、回復期に体の凝りを鍼灸や指圧でほぐすことは血流を良くしてくれ、凝りからくるマイナス思考を少しずつ前向きに変えてくれるのに役立ちました。
 

2020年12月1日火曜日

うつ病の対策 うつ病中にやってみたこと 1

 うつ病はとかく苦しい病気です。4度も経験すれば、慣れるかって?単に学習能力がないのか、4度目でもやはり、死ぬほどしんどい思いをしました。

ということで、うつ病中にこれまでやってみたことを書いてみます。

1. 急性期

なにもできません。うつ病の急性期は、一日中頭の中をぐるぐる回るこの世の終わりのような思いで身動きがほとんど取れません。食欲もなく、便秘にもなり、睡眠不足にもなります。テレビ、特にニュースやバラエティがうるさく感じ、横になって転がっているだけでした。

肩、腰、首、胸等、あちこちの凝りがひどくなり、呼吸も浅くなりました。さすがにこれではまずいと思い、ラジオ体操をやってみたり、ヨガをやってみました。急性期の後半はほとんどこの二つをこなすのと、入浴時間を長めにするのを心掛けてやってみました。効果があったかどうか、正直定かではありません。

2. 回復期

明るく考えることはできないものの、思考は復活してきたので、映画やドラマを見ることができるようになりました。この時期はただひたすら、ドラマ、ドキュメンタリー、映画、漫画をU-NEXTで見まくっていました。また、少し涼しくなってきてから、散歩に出かけるようにしました。とはいうものの、やはり頭の中では良いことは考えられず、散歩をしても楽しめなかったのを覚えています。

以下は、やってみて、NGだったものです。

1) 塗り絵:地道にやるのはどうも性に合わないらしく、40色くらいの色鉛筆を買ったのに、結局無駄に終わりました。

2) 運動:ある精神学者が、「抗うつ薬を飲むのと、30分程度の運動は同程度の効果がある」と言っていますが、運動が好きかどうかで、無理にやる必要はないのではないかなぁと個人的には思っています。私は運動嫌いなので、せいぜい散歩をしていましたが、それでも、脳裏をよぎるのは良くないことばかりで、むしろ歩きながら、拷問を受けているようでした。ただ、うつ病回復期の後半になってからは、積極的に散歩に出るようにしました。体力回復には明らかに有効ですので。

3) 瞑想・マインドフルネス:これも、そこそこ精神状態の安定しているときには有効ですが、急性期で頭の中が嵐の状態にあるときには、とても瞑想なぞできたものではありませんでした。

2020年11月30日月曜日

うつ病で処方される薬 2 抗不安剤

抗不安剤はその名の示す通り、不安や緊張を和らげる薬です。日常生活に多大な支障が出るほど、不安や緊張が強い不安障害の場合に処方されます。

うつ病で抗不安剤が処方されるのは、うつ病の症状に言いようのない不安が現れることが多いからで、抗うつ薬を補う形で処方されることが多いように思います。

ベンゾジアゼピン系抗不安剤は脳内の活動をスローダウンさせる薬なので、昼間の強い眠気など、人によっては強い副作用が出現することがあります。実際に、抗不安剤を睡眠導入剤替わりに処方されることもあるように思います。

抗不安剤でよく話題に上るのは、依存性です。抗不安剤への依存の程度は、薬の種類、用量、期間などによりますが、数週間以上、毎日服用していると、薬に対する身体依存が形成されるようです。

私も妻もデパスを抗不安剤として処方されていたのですが、デパスの効き目が切れた瞬間というのは、突然耳鳴りがするようになったりで、かなりわかりやすいものです。

また、抗不安剤は、長期間服用を続けていると、作用しなくなることもあり、私は突然デパスが効かなくなり、別の抗不安剤レキソタンを今は服用しています。

主な抗不安剤は以下のとおりです。

短時間型(半減期が3~6時間程度)
クロチアゼパム(リーゼ)
エチゾラム(デパス)
フルタゾラム(コレミナール)

中間型(半減期が12~20時間程度)
ロラゼパム(ワイパックス)
アルプラゾラム(コンスタン、ソラナックス)
プロマゼパム(レキソタン、セニラン)

長時間型(半減期が20~100時間程度)
ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)
クロキサゾラム(セパゾン)
フルジアゼパム(エリスパン)
クロルジアゼポキシド(コントール、バランス)
オキサゾラム(セレナール)
メダゼパム(レスミット)
メキサゾラム(メレックス)
クロラゼプ酸二カリウム(メンドン)

超長時間型(半減期が100時間以上)
ロフラゼブ酸エチル(メイラックス)
フルトプラゼパム(レスタス)
プラゼパム(セダプラン)

その依存性の性質から、抗不安剤の服用は極力短期間にとどめるのが望ましいとされています。

2020年11月29日日曜日

うつ病で処方される薬 1 抗うつ薬

 うつ病の治療は、主に抗うつ薬が使われます。

抗うつ薬は、SSRI, SNRI, 三環系、四環系、NaSSAなどに分類されます。主な薬として、以下のようなものがあります。

三環系
アモキサピン(アモキサン)
ノルトリプチリン(ノリトレン)
アミトリプチリン(トリプタノール)
トリミプラミン(スルモンチール)
イミプラミン(イミドール、トフラニール)
クロミプラミン(アナフラニール)
ドスレピン(プロチアデン)
ロフェプラミン(アンプリット)

四環系
マプロチリン(ルジオミール)
セチプチリン(テシプール)
ミアンセリン(テトラミド)

SSRI
フルボキサミン(デプロメール、ルボックス)
パロキセチン(パキシル)
セルトラリン(ジェイゾロフト)
エスシタロプラム(レクサプロ)

SNRI
ミルナシプラン(トレドミン)
デュロキセチン(サインバルタ)

NaSSA
ミルタザピン(リフレックス、レメロン)

NHKの健康チャンネルによると、抗うつ薬を使う場合、まず選択されるのがSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)、NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)です。

このページをご覧になるうつ病を患っている方なら、目にしたことのある名前の薬も多いのではないでしょうか。

私の場合は、これまで、サインバルタとリフレックスが処方されてきましたので、この2つの抗うつ薬の特徴を下記します。

1. サインバルタ

作用:脳内でセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、脳内の神経伝達をスムーズにし、憂うつな気分を和らげ、やる気がなくなる、不安といった症状を改善します。

主な副作用:吐き気、傾眠、口渇、頭痛、便秘、下痢、めまい、腹部痛、不眠、倦怠感、食欲減退、高血糖、嘔吐、体重増加、腹部不快感、発疹、かゆみ、じんましん、接触性皮膚炎、光線過敏反応(日光による過度の日焼け、かゆみ、色素沈着)、血管浮腫、皮膚血管炎などが報告されています。

確かに、眠気、便秘、下痢には悩まされました。また、4回目のうつ病の際、食欲減退が起きたのですが、ひょっとすると、サインバルタの副作用かもしれません。

また、うつ病が回復してくると、躁転することがあるようです。これも実際に経験しているので、その際には医師に相談する方が良いと思います。

2.リフレックス

作用:脳内のノルアドレナリン・セロトニンの神経伝達を増強することにより、気分を和らげ、不安、いらいら、不眠などの症状を改善します。

主な副作用:傾眠、口渇、倦怠感、便秘、体重増加、浮動性めまい、頭痛などが報告されています。私の場合、喉の渇き、ひどい便秘に悩まされました。

うつ病の治療 抗うつ薬・抗不安剤とその薬効 抗不安剤とは

 抗うつ薬と共に、心療内科や精神科で多く出される薬が抗不安剤です。抗不安薬、精神安定剤という言葉も用いられ、むしろその方が馴染みが深いかもしれません。 抗不安剤は、不安・緊張・恐怖・焦燥などを抑えるため、内科や外科などでも処方されていますが、精神科・心療内科では、セロトニン系抗う...